キャンプ場での騒音について


ある川沿いのキャンプ場に泊まった時のことです。そこはどのキャンプガイド本にも載っている人気のサイトでシーズンには、なかなか予約が取れないことで有名でした。山岳部でキャンプを経験してきた為、アウトドアの宿泊において、基本的に予約する習慣はありません。よく言えば天候を見て予定を変え、悪く言えば行き当たりばったりの旅を好んでいたのです。予約はしなかったものの、運良くテントサイトに空きがあったようで小さな川沿いの区画にテントを張りました。食事を済ませ、ビールが飲みたくなって管理棟へビールを購入しにいった時のことです。キャンプ場のスタッフが非常に困ったような顔をして客と相対しているのが見えたので、管理棟に入ってみると、キャンプをしている客が、クレームをつけているところでした。聞くともなしにそのクレームを聞いていると、どうやら周囲の騒音で眠ることが出来ない、というクレームのようでした。酒をのんで騒いでいる若者か、遅くまで花火をして黄色い声で叫んでいる子どものいる場所に、テントを張ったのでしょう。テントサイトを移りたいと要望を出していたようですが、その時はもう空きサイトがなかったようで、どうやらあきらめて帰って行ったようでした。ビールを購入しつつそれとなくキャンプ場のスタッフに先ほどのクレームについて尋ねて見たのですが、スタッフからは驚きの言葉が帰ってきました。先ほどの客はうるさくて眠れないので川の水を止めて欲しいと言ってきたそうです。